鹿児島国体23年開催へ 滋賀延期受け入れに塩田知事「ありがたい」

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鹿児島国体開催について記者会見に応じる塩田康一知事=15日、鹿児島県庁

 新型コロナウイルスの影響で延期が決まり、2023年開催に向けた調整が進んでいる第75回国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)と第20回全国障害者スポーツ大会(燃ゆる感動かごしま大会)について、24年開催が内定している滋賀県の三日月大造知事は15日の県議会本会議で、「25年開催を受け入れる」と1年延期を容認する考えを示した。23年の佐賀など他の開催予定県は既に理解を示しており、日本スポーツ協会は同日、鹿児島県に国体の23年開催を提案した。

 鹿児島県は近く市町村や競技団体などでつくる実行委員会総会を開き、23年開催の提案について承認を得る。主催する県、日スポ協、スポーツ庁、日本障がい者スポーツ協会による4者会談を経て、今月中に決定する。

 鹿児島県の塩田康一知事は同日、県庁で会見。「鹿児島の置かれた状況、苦境に配慮していただき、ありがたい。大きな前進になった。県民にとって明るい希望になる」と感謝した。

 三日月知事は県議会で「コロナは国難といえる事情で、日本全体で考える必要がある。延期の影響を緩和する支援も示された。延期は今回に限り、引き続き国などに支援を求める」と説明した。

 21年三重、22年栃木は予定通り開き、23年に鹿児島国体を開催。24年の佐賀大会以降は国民スポーツ大会と名称を変更し、1年ずつ順送りになる。
 鹿児島県は当初1年延期を求めたが、協議は難航。県や日スポ協は、開催内定県の佐賀や滋賀に1年延期を要請し、佐賀は8月に受け入れていた。
●重い判断に感謝
 日本スポーツ協会の伊藤雅俊会長の話 滋賀県には2024年開催を1年延期するという重い判断をしていただいた。厚くお礼申し上げる。鹿児島国体などの開催時期はできる限り速やかに、4者で最終的な判断をしていく。

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