辺野古なき普天間危険除去には米国との合意必要

 立憲民主党の枝野幸男代表は15日の結党大会後の記者会見で、普天間飛行場代替基地としての辺野古への基地建設問題に関し記者団の問いに「辺野古建設なき普天間の危険除去を本気でやろうとするなら、アメリカとまず合意をしなければ物事が前に進まない話だ」として「まず、アメリカと交渉し、合意を得ることから始めなければならない」と語った。

 また農業振興策で「戸別所得補償制度」について記者団の問いに、枝野代表は「すべての農産物を対象にすることが良いのかどうか別としても、コメに限定することではないと思っているし、農業に限定するべきではない」とし「林業や水産業についても、考え方は一緒。できるところ、緊急性を要するところからどんどん対処していこうと思う」と振興策への考えを示した。

 また政権政党としての信頼構築について、枝野代表は記者団の問いに「国会議員それぞれが地域で個人として信頼をされている。自民党の強さはそこにある」と語り、それぞれの国会議員が地元での国会議員としての自身への信頼をより一層、あつく構築することの努力こそが重要との考えを示した。(編集担当:森高龍二)

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