カンニング竹山、妄想キャスティング会議開催。「表には出せない話が出てくる」

BSテレ東では9月23日に「緊急!カンニング竹山の妄想会議」(午後9:00)を放送。なじみのBSテレ東プロデューサーから「(妄想の中では)企画は通ったんだけど、出演者で悩んでるんだよね。ちょっと考えてくれない?」と、ムチャな相談を受けたカンニング竹山が、嫌々ながらも会議メンバーを集めて、キャスティング会議を開催する。

「俺だったら主演は●●だな!」「いやいや、イメージ違うでしょ!」など、そんなキャスティングにまつわる妄想トークを番組化。いとうせいこう、ナイツの土屋伸之、野呂佳代、ナジャ・グランディーバが「妄想会議」に集められる。「~全世代から支持される新感覚政治ドラマ~」「~紅白に対抗する 大型歌番組~」をテーマに、「予算がなくて基本ノーギャラで出てくれる人」「放送直前にスキャンダルとか起こすと怖いのでモテなそうな人」など支離滅裂なリクエストに応えるべく、キャスティング案をたたき出す。

竹山は「芸能界の裏のお話とか、そういうことがバンバン出てきます。本当にテレビ局でキャスティングする時、なかなか表には出せない話とかいっぱい出てくると思うんですけど、そういう話とかもバンバン出てきます」と危険トークを予告し、「なんとなくゴローンとしながら、なんとな~くのつもりで、このキャスティング会議に参加するつもりで見ていただけると非常に楽しいと思います」とアピール。

いとうも「近頃、テレビの番組がどうしても横並びに同じキャスティングになりがちっていうのは言われて久しいですけど、今日は本当に伸び伸びと、それはありなのか?っていうキャスティングをさせていただきまして、まとめてみるとありなんじゃないかって自分で洗脳されていくんですね、正常化バイアスがかかるっていうか。これ後々オンエアされない方がいいんじゃないか?っていうコメントもかなり自分で言っていたような気はするんですけど、でも今の気分としてはすごく正直に、今あるべきテレビの姿っていうのをみんなで作れたなって思います。なので、たぶんBSの方でも年末きちんとこの番組があると思いますので(笑)」と自信をのぞかせる。

「プロデューサーからの要望がムチャが多かったんで、どうなるかなって思ったんですけど、楽しく、皆さん素晴らしいアイデアが出てきて、ポイントポイント視聴者を引き付けられるような番組になるんじゃないかなと思います。ぜひ実現してほしいなと思います」と期待を込める土屋は、「僕としては、もうちょっと漫才協会の師匠をねじ込みたかったんですけど(笑)、もう、めちゃくちゃな要望だったんで、これいけるかなと思ってやったんですけど、それはきっちり却下されたんで、ちょっと心残りではありますね。1人でも師匠の仕事を増やしたかったっていうのはありますね(笑)。僕らは良かれと思ってキャスティング会議を真剣にやったんですけど、やった結果、どこかしら傷つく人はいるんじゃないかと思います。そういう形になってしまいましたけれども、この会議自体、すごく面白いものとなっております」と語る。

また、野呂は「キャスティングとかって、やっぱり一度はみんなやってみたいと思うんです。すっごく面白くやらせていただいて、皆さんも的確な提案で面白かったです。みんな絶対見たいと思います! 本当にみんな自由なんですけど意外と提案した理由はちゃんとしているので、そこを見ていただきたい」と見どころを明かし、ナジャ・グランディーバは「本当に提案しがいがあったというか、もともといろいろイメージしていたんですけど、やっぱりみんなで話し合いすると、どんどんアイデアが出てきますよね。だから思っていたよりいいアイデアが出せたと思います。野呂佳代が、あんなに口が悪いのかっていうところが一番衝撃的でしたね(笑)」と企画を楽しんだようだ。

なお、放送にあわせて、竹山がテレビの前でリアルタイムで番組を見ながら反省会する模様を、BSテレ東公式YouTubeチャンネル(https://youtu.be/kpBb_Y_RopM)で生配信することが決定。番組収録の裏側や放送には使えなかったエピソードも紹介する。視聴者からのキャスティング案や質問もYouTubeで受け付ける。

そのほか、放送当日に向けて、配信オリジナル動画も随時公開(https://www.bs-tvtokyo.co.jp/takeyamamousou/)。第1弾は「カンニング竹山、冠番組なのにテレビ局Pとギャラで揉める!?編」。

© 株式会社東京ニュース通信社