被害500万円 全額立て替え払い ドコモ不正引き出し問題で中国銀

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中国銀行本店

 中国銀行(岡山市北区丸の内)は16日、電子マネー決済サービス「ドコモ口座」を使った不正な預金引き出し問題で、14日までに被害が判明した15件計約500万円の全額を立て替えて支払ったと発表した。後日、NTTドコモ(東京)が同行に全額補償する。

 補償額は1件当たり最大60万円。同行が各顧客の口座に振り込んだ。同行は「今後、新たな被害が判明した場合も速やかに対応する」としている。

 ドコモ口座に同行口座をひも付けている約3千人を対象にした調査は続行。既にドコモ口座へのチャージ機能や新規のひも付けは停止している。フリーダイヤル(0120―259―007)で相談にも応じている。営業店での対応分も含め8~15日の8日間で約3100件の問い合わせがあったという。

■チャージ停止 トマト銀、提携3社

 トマト銀行(岡山市北区番町)は16日、提携先3社の電子マネー決済サービスに関し、同行口座からのチャージと新規のひも付けを17日午前0時から当面停止すると発表した。ドコモ口座以外でもサービスの悪用が判明したため。

 3社はLINE(ライン)ペイ、楽天Edy(エディ)、メルペイ。同行顧客の被害は確認されていない。