米、規制当局の承認後すぐに配布開始 コロナワクチン計画

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[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米政府は16日、年内の実用化が期待される新型コロナウイルスワクチンについて、規制当局の承認から1日以内に配布を開始する方針を明らかにした。

コロナワクチンを巡っては、トランプ大統領が前日、3─4週間以内に完成する可能性があると表明した。

厚生省と国防総省の当局者らはこの日、記者説明を行った後、州・地方の公衆衛生当局に送付する配布計画に関する文書を公開した。

それによると、政府は疾病対策センター(CDC)が最初にワクチン接種を推奨している重要集団に基づき、各州にワクチンを配分する見通し。この重要集団には必要不可欠な医療従事者らが含まれる予定だ。

さらに「コロナワクチンが食品医薬品局(FDA)によって承認された場合、今年11月初旬までに限定的な数量のワクチンが利用可能となり得るほか、2021年にはワクチン供給量が大幅に増加する可能性がある」とした。

ある当局者は「(コロナワクチン開発に関する)『ワープ・スピード作戦』では、(規制当局の承認発表後)24時間後にワクチンを投与場所に移動させることを目指している」と述べた。

当局者らは、患者にワクチン負担がかからないよう努力していると強調した。