ウィルズ、INMHDを子会社化 「ネットマイル」や「すぐたま」運営、取得金額は1円

ウィルズは、INMホールディングスを完全子会社化すると発表した。

INMホールディングスは、ネットマイルとビットマイルの子会社2社を10月1日付けで吸収合併した後、ウィルズが株式を取得する。取得額は1円。

INMホールディングスの2020年3月期の業績は、売上高8,900万円、営業利益900万円で、800万円の最終利益を計上している。2018年3月期は4,200万円の最終損失、2019年3月期は300万円の最終利益を計上しており、子会社のネットマイル、ネットマイルともに業績は低迷していた。

ネットマイルは、2001年に日本初となるインターネット上の共通ポイントプログラムを開始。「ネットマイル」のほか、ポイントサイト「すぐたま」も運営していた。2019年末ごろから、交換先の減少や制限が設けられ、SNS上で話題になっていた。

ウィルズでは、運営するプレミアム優待倶楽部と共同して事業展開することで、「導入企業の価値貢献に資する」としている。

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