笑顔と元気表現を 海老名市が市制50周年ロゴマーク募集

海老名市役所

 神奈川県海老名市は来年11月1日の市制施行50周年に向けて、ロゴマークを市民公募で作成することにし、デザイン案の募集を始めた。

 市によると、1940年に町制施行、55年の旧有馬村との合併を経て、71年11月1日に市制を施行した。当時は人口4万8555人だったのが、今年7月1日時点では13万5431人に増加している。

 近年は海老名駅周辺の開発が急ピッチで進んだ。2002年には駅東口側に大型商業施設のビナウォークが、15年には駅西口側にららぽーと海老名が進出。10年には圏央道海老名インターチェンジが完成し、交通の利便性も高まった。

 市は「水田やイチゴ、七重の塔、駅周辺のビル群など海老名のイメージはさまざま。50周年が一目で分かり、海老名らしさが伝わる『笑顔』と『元気』をモチーフにしたデザインを考えてほしい」としている。

 10月下旬に市の検討委員会で10作品ほどに絞った上、同月下旬に市立小中学校に投票用紙を届け、全小中学生計約1万人の投票でデザインを選ぶ。

 ロゴマークの応募は市ホームページの応募フォームから電子データを送るか、市シティプロモーション課に郵送または持参。10月9日締め切り。問い合わせは、同課電話046(235)8567。

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