新戦力・ラムの活躍でアスレチックス勝利 地区優勝に一歩前進

【アスレチックス3-1ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

アスレチックスは2日前に契約したばかりのジェイク・ラムが6回表のタイムリーを含む4打数2安打1打点の活躍を見せ、ロッキーズに3対1で勝利。敵地での2連戦を1勝1敗で終え、地区優勝に一歩前進した。この試合が終了した時点で、地区優勝へのマジックナンバーは「5」となっている。

アスレチックスがマイク・ファイアーズ、ロッキーズがヘルマン・マルケスの先発で始まった一戦は、アスレチックスが3回表無死一・三塁からロビー・グロスマンの内野ゴロの間に1点を先制。ロッキーズは直後の3回裏に一死一・三塁のチャンスを迎え、ライメル・タピアのタイムリーで同点に追い付いた。

ファイアーズが4回裏一死一・三塁、5回裏一死一・二塁のピンチを無失点で切り抜けると、アスレチックスは6回表に無死二・三塁のチャンスを作り、マーク・キャナの内野ゴロの間に勝ち越しに成功。さらにラムがライトへのタイムリーを放ち、リードを2点に広げた。

アスレチックスはファイアーズが6回7安打1失点と力投し、2番手のジェイク・ディークマンと3番手のリアム・ヘンドリックスが合計3イニングを無失点に抑えて3対1で逃げ切り。ファイアーズが今季6勝目(2敗)、ヘンドリックスが今季13セーブ目をマークし、7回途中3失点のマルケスは今季6敗目(2勝)となった。

正三塁手のマット・チャップマンが今季絶望となったため、ダイヤモンドバックスを解雇されたラムを急遽獲得したアスレチックスだが、ラムは加入後の3試合で11打数5安打、2二塁打、1本塁打、2打点と見事な活躍を披露。期待に応える働きでチームの勝利に貢献している。

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