福井ー大阪、新幹線より直通特急割高 敦賀開業後、並行在来線会社が特急運行の場合

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北陸新幹線

 福井県は9月16日、2023年春の北陸新幹線敦賀開業後、第三セクターの並行在来線会社が福井―敦賀間で特急を運行した場合、同区間で新幹線を利用するケースに比べ、福井―大阪間の料金が割高になるとの試算を明らかにした。

 新幹線から在来特急に乗り継ぐ時は特急料金が半額になる乗り継ぎ割引が適用されるが、福井―敦賀間で特急を並行在来線会社が運行すると適用されないため割高になるという。県議会一般質問での答弁。

 現在、特急の福井―大阪間の料金は6140円(指定席)。県によると新幹線開業後、敦賀まで新幹線を利用し敦賀―大阪間で特急を利用すると計7千円になるが、乗り継ぎ割引が適用されない特急では計7420円となる。鯖江駅で特急に乗車する場合も、南越―敦賀間で新幹線を利用するケースより割高になる。

 前田洋一地域戦略部長は答弁で「JRは新幹線開業後の特急存続に厳しい姿勢を示している」と述べた上で、今後も交渉を続けるとした。県は特急存続の可否について、国やJRとの協議を踏まえ年内をめどに結論を出したいとしている。