多角化、攻めの経営を 大阪メトロ河井社長が講演

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新型コロナ禍の影響と対策を語る大阪メトロの河井社長=15日、大阪市北区

 大阪メトロの河井英明社長が15日、大阪市北区のホテルで講演した。新型コロナウイルス禍の影響を受ける中、「引き締まった経営を定着させる」と力説。事業の多角化を通して「攻め」の経営にも注力する姿勢を示した。

 大阪メトロは、地下鉄などを運営する大阪市の完全子会社。2018年4月の民営化から2年半の節目を迎えたことから、経済界倶楽部関西例会で講演し、約40人が聴講した。

 新型コロナの感染拡大に伴う鉄道やバスの利用客激減を背景に、20年4〜6月期が赤字に転落した現状を解説。硬直的な収支構造を見直す一方で、新しい生活様式で外出を控える社会環境を念頭に「サイバー空間」を活用した事業にも力を入れる考えを語った。