C・S赤れんがで9月27日まで「馬場良治展」

▲会場の様子

 日本画家で、国宝や重要文化財復元の国内第一人者といわれる馬場良治さんの作品展「馬場良治展~雪舟生誕600年~ 月・雪・風―心に」がC・S赤れんが(山口市中河原町5、TEL083-928-6666)で9月27日(日)まで開催されている。午前9時から午後5時までで、23日(水)は休館。入場無料。

 2020年9月から12月にかけて行われる雪舟生誕600年関連記念事業の一つで、雪舟にちなんで墨を使用した作品15点が並ぶ。

 「水墨画のような自然風景を中心に、大きくて見どころのある作品が並ぶ。新型コロナウイルス感染防止に気を付けつつぜひご来館を」と主催の同館。

 宇部市出身・在住の馬場さんは、東京藝術大大学院で保存修復技術を専攻し、平山郁夫、山崎昭二郎に師事。1985年より文化庁の依頼で、醍醐寺五重塔(国宝)、平等院鳳凰堂(同)など、50を超える国宝や重要文化財の彩色調査と修復に携わり、2014年には国から選定保存技術保持者に認定された。

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