福祉施設などで相次ぎ出火 那覇市の児童デイサービスや西原の自立支援の施設

©株式会社琉球新報社

 15日夜から16日未明にかけて沖縄県那覇市と西原町の福祉施設などで火災が発生した。いずれも人身被害はなかった。消防や警察が出火原因などを詳しく調べている。

 那覇市消防本部や豊見城署によると、15日午後8時39分ごろ、那覇市宇栄原で「2階建ての1階部分から火が出ている」などと目撃者から119番通報があった。火災があったのは児童デイサービス事業所で、鉄筋コンクリート2階建ての1階部分が半焼した。通報から約30分後に鎮火した。出火当時、建物内に人はいなかった。

 近くに住む中澤一子さん(61)は「浴室の窓から火災に気付いた夫が裸で飛び出し、通報した。駆け付けた近隣住民4、5人で消火活動などに協力した」と話した。

 16日午前0時ごろ、パトロール中の警察官が西原町池田にある鉄筋コンクリート2階建ての自立支援宿泊施設から出火しているのを発見し、119番通報した。東部消防本部によると、午前1時21分ごろに火は消し止められたが、建物1階部分の1室が全焼した。部屋の住民は不在だった。同施設の職員によると、火災当時、利用者50人ほどが施設内にいたが、全員外に避難したという。

 利用者の70代男性は「ベランダの下から火が見えて、危険を感じてすぐに避難した。みんな無事に避難できて良かった」と胸をなで下ろした。