豪雨復旧1億円超 補正予算など可決 松浦市議会閉会

 定例松浦市議会は16日、最終本会議を開き、総額約14億9千万円の一般会計補正予算案など18議案を原案通り可決。市監査委員に同市志佐町の丸田久永氏(59)を選任する人事案に同意し、閉会した。
 主な補正予算の事業は、7月豪雨で被災した市道、河川の災害復旧事業に約1億5600万円、プレミアム付き商品券事業に約2億5千万円-など。
 本会議ではこのほか、2019年度市水道事業など3件の決算を認定。市が推薦する人権擁護委員候補者4人を了承した。また、19年度一般会計など12件の決算については決算審査特別委員会(武部周清委員長)を設置し付託。議員提出の「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」を可決した。

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