レッズ5連勝でポストシーズン圏内浮上 秋山が決勝タイムリー

【パイレーツ0-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは前回登板のカージナルス戦で完投勝利をマークしたルイス・カスティーヨがまたも好投。7回3安打無失点、10奪三振という見事なピッチングを披露し、5回裏に秋山翔吾のタイムリーで奪った1点を守り抜いてパイレーツを1対0で破った。レッズはこれで今季最長の5連勝。借金1でカージナルスと並び、勝率の差でポストシーズン圏内の地区2位に浮上した。

カスティーヨは得意のチェンジアップが冴えわたり、7回91球を投げてパイレーツ打線に二塁すら踏ませなかった。特に4回表二死からジョシュ・ベルにヒットを打たれて以降のピッチングは素晴らしく、許した走者は四球による1人だけ。最後は二者連続三振で2ケタ奪三振をクリアして今日の登板を締めくくった。

カスティーヨが好投するなか、パイレーツ先発のJT・ブルベイカーを打ちあぐねていたレッズ打線だが、5回裏二死から連打と盗塁で二・三塁のチャンスを迎え、9月に入って好調の秋山がレフトへのタイムリーを放って1点を先制。8回表を2番手のアーチー・ブラッドリー、9回表を3番手のライセル・イグレシアスがそれぞれ三者凡退に抑え、完封リレーを完成させた。

前回登板に続いて素晴らしいピッチングを見せたカスティーヨは今季3勝目(5敗)をマーク。イグレシアスは今季8セーブ目となり、ブルベイカーに今季2敗目(1勝)が記録された。

「1番・レフト」で先発出場した秋山は、レフトフライ、四球、レフトへの決勝タイムリー、見逃し三振で3打数1安打1打点。今季の打率は.239、OPSは.646となった。9月は16試合に出場して打率.333、出塁率.491、OPS.872とまさに絶好調だ。

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