ランボルギーニ アヴェンタドール、1万台達成までの道のり
驚異、700馬力のスーパーカー
ランボルギーニ アヴェンタドールが最初に登場したのは2011年、クーペバージョンのLP 700-4で、同モデル専用に開発された新型高性能V12エンジンが搭載された。8250rpmで700PS(515kW)の出力が可能なこのエンジンは発売当時のスーパースポーツカー界で新しいベンチマークとなり、わずか 2.9秒で0~100km/h加速、最高速度350 km/hを達成した。
限定モデル続々、ニュル北コースも制する
続いて2012年11月にはロードスターバージョンが発表されたほか、ジュネーブモーターショーではルーフと従来型ウィンドスクリーンを取り払い、エクステリアとインテリアが互いに溶け込んで見える、“オープン”スーパースポーツカーのアヴェンタドール Jが初公開。世界にたった1台のワンオフモデルとなった。
2016年にはアヴェンタドール・ミウラ・オマージュとして、オリジナルのミウラの色や特徴を反映した50台が限定生産されたほか、最大出力が前モデルより40PSアップした740PSの6.5L 自然吸気12気筒エンジンを搭載したアヴェンタドール Sも登場した。
2018年、アヴェンタドール SVJがドイツの有名なニュルブルクリンク北コース20.6kmでわずか6分44秒97のラップを出し、市販車最速記録を樹立する偉業を成し遂げた。