きょう17日（木）は北・東日本で気温が平年より高くなっているが、あす18日（金）は南風の影響で、東北南部や東日本の太平洋側で一段と暑くなる見込み。最高気温は、東京や静岡、名古屋などで33℃、関東の内陸はさらに高温となる可能性があるため、熱中症など健康管理に十分注意が必要となる。

　19日（土）にかけても、北日本や関東以西の太平洋側で平年より気温が高いが、20日（日）には気温の下がる地域が多い見込み。東京は20日（日）の最高気温が24℃の予想で、朝晩は空気がひんやりと感じられそうだ。

　ただし、その後は再び暖かい空気が流れ込みやすくなり、北日本や関東甲信は25日（金）ごろから、東海や北陸は26日（土）ごろからの5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。このため気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

　原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30％以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30％以上と見込まれる場合に発表される。