「マロン」では通じない!秋の味覚「栗」を英語で言うと?

毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークするテンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪

「マロン」では通じない!秋の味覚「栗」を英語で言うと?

これからの季節、栗ご飯はもちろん、茹でたり焼いたりしておやつとしても楽しめる旬の味覚「栗」。栗きんとんやモンブランなど、秋を感じるスイーツを楽しみにしている方も多いのでは?

栗は日本では「marron(マロン)」という呼び方に馴染みがありますが、実はアメリカで「marron」と言うと「ザリガニ」と誤解されてしまいます。

「マロン」はもともとフランス語で、栗とよく似た “トチノキ科の木の実” を指す「marron」が由来。英語で “栗” と言いたいときは

chestnut(=チェスナット)

が正解です。

例)
Aさん: What do you have planned this weekend? (=今週末は何をする予定ですか)
Bさん: I’m going chestnut picking with my colleague. (=同僚と拾いに行く予定です)
Aさん: That sounds nice. Have fun! (=いいですね。楽しんでくださいね!)

ちなみに、栗のスイーツである「モンブラン(Mont Blanc)」もフランス語が由来。「白い山」を意味し、ヨーロッパアルプスの最高峰の山の名称でもあります。

英語で「栗が好き」と言いたい時は、「marron」ではなく「chestnut」と表現しましょう。「marron」と言ってしまうと「ザリガニが好き」と勘違いされるかもしれませんよ♪

(記事協力:テンナイン・コミュニケーション

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