新型コロナ関連倒産、ビジネスホテル「清水プラザホテル」を運営していた(有)有楽会館が破産開始決定

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 (有)有楽会館(TSR企業コード:432003908、法人番号:4080002011554、静岡市清水区江尻台町3-6、設立1963(昭和38)年12月、資本金800万円、吉沢光幸社長)は9月7日、静岡地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には伊藤みさ子弁護士(静岡・市民法律事務所、同市葵区伝馬町9-10、電話054-252-9555)が選任された。
 負債総額は約1億8000万円。

 ビジネスホテル「清水プラザホテル」を運営していた。施設内にレストランを持ち、比較的リーズナブルな宿泊代を強みとして展開していたが、最寄りの公共交通機関であるJR清水駅からは徒歩約15分とロケーション的にはやや不利な状況にあり、客足は伸び悩んでいた。
 近年の年間売上高は約5000万円にとどまり、たびたび赤字を計上していたことから、ホテル予約サイトと提携し、低い客単価でありながら稼働率をあげることで業績改善を目指していた。しかし、思うように集客へ繋がらないなか、「新型コロナウイルス」感染拡大で集客状況はさらに悪化。資金繰りが逼迫し、2020年7月末に事業を停止していた。