セブンイレブン、グーグルクラウドでデータ活用基盤「セブンセントラル」を構築

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第1フェーズとして全約2万店舗のPOSデータをクラウド上に集約した

セブン-イレブン・ジャパンは、グーグルのクラウドサービス「Google Cloud(グーグルクラウド)」を使ってデータ活用基盤「セブンセントラル」を構築し、9月から稼働を始めた。

グーグルのブログポストによれば、セブン-イレブン・ジャパン システム本部副本部長の西村出氏は、セブンセントラル構築の目的について、「各店舗や本部、社外の既存システム内に散在している各種データを、クラウドに集約し、リアルタイムに活用できるようにするため」と語っている。

セブン-イレブンでは、複数のシステムにデータが分散しているため、必要なデータを効率的に取り出せない、店舗で収集したデータの参照に時間がかかるなどの課題があった。そうした課題を解決するために、2019年初頭からセブンセントラルの開発を本格的にスタートさせた。

第1フェーズとして全約2万店舗のPOSデータをセブンセントラルで収集し、これを分析できるようにした。当初は、来店客が商品を購入してからセブンセントラルでデータを活用できるようになるまでの目標時間を1時間と想定していたが、実際に全店で稼働させた場合、5分程度、遅くても10分以内には最新の在庫情報が確認できる見込みだという。

今後は収集・管理するデータを徐々に拡充していく方針で、外部に保存している商品マスターデータの他、画像・動画などの非構造化データなどもセブンセントラルに集約することを検討している。

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