レイズがWヘッダー連勝でポストシーズン進出決定 筒香は出場せず

【オリオールズ6-10レイズ】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

レイズは6対6の同点で迎えた5回裏に2本のタイムリーと2本の犠飛で4点を勝ち越し。10対6でオリオールズを破り、ダブルヘッダーの2試合をスイープして2年連続のポストシーズン進出を決めた。レイズの2年連続ポストシーズン進出は2010~11年に続いて球団史上2度目。なお、レイズの筒香嘉智は出場しなかった。

レイズがトレバー・リチャーズ、オリオールズがブルース・ジマーマン(メジャー初登板)の先発で始まった一戦は、初回にレイズがウィリー・アダメスの6号3ランで3点を先制。オリオールズは2回表にハンザー・アルベルトの3号ソロで1点を返し、3回表にはライアン・マウントキャッスルのタイムリーで1点差としたが、レイズは3回裏にハンター・レンフローの8号ソロでリードを2点に広げた。

ところが、4回表にリチャーズがリオ・ルイーズの9号2ランで同点に追い付かれると、2番手のライアン・トンプソンは二死一・二塁のピンチを招き、DJ・スチュワートに勝ち越しの2点タイムリー二塁打を献上。しかし、レイズは4回裏にジョーイ・ウェンドルが3号2ランを放ち、すぐさま同点に追い付いた。

そして5回裏、レイズは先頭のマイク・ブロソーが四球を選んで出塁すると、アダメス、ロウ、マニュエル・マーゴ、ケバン・スミスと4連打が飛び出し、2点を勝ち越し(ロウとスミスがタイムリー)。さらに無死満塁からウェンドルとランディ・アロサレーナの連続犠飛で2点を追加し、リードを4点に広げた。

4番手のジョン・カーティスが6回表と7回表を無失点に抑え、10対6で逃げ切り。レイズ3番手のピート・フェアバンクスが今季5勝目(3敗)をマークし、オリオールズ3番手のコール・スルサーに今季5敗目(1勝)が記録された。アメリカン・リーグでのポストシーズン進出決定はホワイトソックスに続いて2チーム目となる。

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