長崎県警本部 各部長が定時退庁をアナウンス

 「長時間勤務をして満足しているのは自分だけかもしれない」。長崎県警本部の各部長が、県警の働き方改革推進強化期間の9月、毎週水曜に庁内放送で定時退庁を呼び掛けている。
 県警は毎日、定時退庁時刻の午後5時45分に音楽を流しており、さらに働き方改革を考えてもらおうと部長がマイクを握った。
 9日の菅谷大岳警務部長から指名を受け、16日に担当した池田秀明刑事部長は「仕事は無限にあるが、時代の変化に合わせて変えていかないといけない」と語った。庁内からは「部長からのアナウンスは仕事を切り上げる気になる」「定時で帰る人が増えたと思う」と効果がじわり。

 


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