マリナーズが「ホーム」のサンフランシスコで痛恨の連敗

【ジャイアンツ6-4マリナーズ】@オラクル・パーク

19年ぶりのポストシーズン進出に向けて地区2位のアストロズの背中を追っているマリナーズ。ジャイアンツ2連戦は本拠地T-モバイル・パークで行われる予定だったが、山火事による大気汚染の影響により敵地オラクル・パークでホームゲームを行うことになった。残り試合の対戦相手を考えると、ジャイアンツに連勝しておきたいところだったが、痛恨の連敗。アストロズとのゲーム差は3に広がってしまった。

2回表にダリン・ラフの4号ソロで先制を許したマリナーズは、2回裏にティム・ロープス、フィリップ・アービン、J・P・クロフォードと3本のタイムリーで4点を奪い、逆転に成功。しかし、6回表にエバン・ロンゴリアのタイムリーとブランドン・クロフォードの犠飛で2点を返され、7回表にはウィルマー・フローレスに逆転の2点タイムリー三塁打を浴び、さらにアレックス・ディッカーソンのタイムリーでリードを2点に広げられた。

7回裏に二死一・二塁、8回裏と9回裏はいずれも一死一・二塁のチャンスを作ったものの、チャンスを生かせず、そのまま試合終了。ジャイアンツは3番手のリコ・ガルシアにメジャー初勝利、6番手のサム・セルマンにメジャー初セーブが記録され、マリナーズ3番手のケンドール・グレイブマンが今季3敗目(0勝)を喫した。

マリナーズは明日からのパドレス3連戦も敵地ペトコ・パークでホームゲームとして開催することになり、そのあとアストロズとの直接対決3連戦が控えている。アストロズとの絶望的な相性の悪さ(直近2シーズンで2勝24敗)を考えると、逆転でのポストシーズン進出はかなり厳しい状況だが、逆転の可能性が残っている限り、諦めずに戦い続けるしかない。

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