ローソン/コロナ禍で冷凍食品2割伸長「ビストロシリーズ」新発売

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ローソンは9月18日、緊急事態宣言が発令された4月以降、冷凍食品カテゴリーの売上高は前年対比で約2割伸長したと発表した。

Withコロナの中で、家庭で食事をする機会が増えていることもあり、9月22日からプライベートブランドの冷凍食品として「ビストロシリーズ」の販売を開始する。

「黒トリュフソースで食べるローストビーフ」「5層仕立てのラザニア」2個入り、「ビーフストロガノフ」2個入り、「ベーコンとほうれん草のキッシュ」2カット入り(各税込399円)を投入した。

<ビストロシリーズ>

ビストロシリーズは、コンビニエンスストアの冷凍食品に対するお客の声を受け開発した商品。自社で2019年12月23日~25日に20代~40代の女性計300名に冷凍商品に関する調査を行い、コンビニエンスストアの冷凍食品には、「自分で作るには難しいメニュー」、「時間を選ばずに買えること」、「メニューの豊富さ」などへのニーズがあることが分かったことに対応した。

<ローソンでの冷凍食品の購入のされ方>

自宅で「プチ贅沢」気分を手軽に味わえるようワインに合うメニューをそろえ、一人で食べきれる小容量の個食タイプにした。それぞれが個包装になっているため、取り分ける作業がなく、そのまま食べることができる。

冷凍食品市場は、共働き世帯の増加、時短ニーズ、冷凍技術の向上によるメニュー拡大や消費増税による内食ニーズの増加などを受け、拡大を続けている。

<ローソンの冷凍食品売上>

ローソンでは、2015年度から2019年度の5年間で冷凍食品の売上は2倍以上に伸長した。

コロナ禍では、自宅で過ごす人が増えたことで、手軽に作れて長期保存可能な冷凍食品の需要が増加しているため、4月以降、前年の売上高対比で約2割伸長している。

現在、米飯、麺類、アルミ鍋、おかず、軽食、冷凍野菜・冷凍果物の6つのカテゴリーで冷凍食品を展開。4~8月の実績では、アップルマンゴーやぶどうなどの冷凍フルーツは、ヨーグルトなどのトッピングやおやつの一品として購入されることが多く、売上高2.3倍、焼売や焼餃子などの惣菜はおつまみの一品として買われており、約30%増と大きく伸長している。

<お皿代わりになる米飯シリーズ>

また、コンビニエンスストアで冷凍食品を購入する理由には、「洗い物の量が減る」「そのまま食べられるという手軽さ」もある。

今回、即食ニーズの高いおつまみ惣菜、ご飯メニューにおいて、トレー入りの「おつまみ惣菜」のラインアップの拡充や、お皿に盛りつけずに袋のまま食べられるご飯メニューも順次、発売する。

お皿代わりになる米飯シリーズは、袋のまま電子レンジで加熱でき、袋が皿代わりになる即食仕様を採用した。

9月29日に関東エリアから順次、「海老ピラフ」「高菜ピラフ」「チキンライス」「鶏五目ごはん」(各138円)と「半チャーハン」(108円)を投入する。

売れ筋のチャーハンは他の商品と買い合わせ・食べ合わせしやすい価格・ボリュームへリニューアルを実施。他の商品よりも量目を少なくし、買い合わせしやすい価格を実現した。

同日開催した商品発表会で、商品本部デリカ・FF部の前田恵助氏は、「冷凍食品のストックニーズと即食ニーズに対応し、カテゴリーの幅を拡大し、バラエティ豊富な商品展開を目指す。賞味期限は1年間あるため、フードロス削減にもつながり、冷凍食品は主力商品となる可能性がある」と今後の展望を語った。