死亡事故多発、抑止誓う 石川県警、9年ぶり「100日作戦」

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 21日から始まる秋の全国交通安全運動を前に、石川県警の白バイ・パトカー出動式は18日、県警本部で行われた。今年の交通事故死者数は17日時点で33人(前年同期比16人増)と昨年の年間死者数31人を上回っており、9年ぶりに展開する「死亡事故抑止100日作戦」と合同の出動式で、南野広明交通部長は「これ以上事故を発生させないという強い決意で、職務に精励してほしい」と訓示した。

 髙田直人県交通安全協会長が激励した後、本田学恭交通機動隊長の号令で隊員ら16人が一斉にパトカーに乗り込み、パトロールに出発した。

 安全運動に合わせて開始する県警独自の100日作戦は年末まで実施する。県内で死亡事故が多発する交差点周辺や速度超過による事故の抑止などを重点目標に掲げ、取り締まりや赤ランプによる「見える・見せる街頭活動」を強化する。

 県警によると、今年の県内の交通事故死者数は年間で44人が亡くなった2011年と同じペースで推移している。事故件数は1368件(同283件減)となっている。

 県交通安全推進協議会は出動式に合わせ、街頭キャンペーンを金沢市の香林坊アトリオ前で行い、同協議会員や警察官らが広報チラシを配り、交通ルールの順守を呼び掛けた。