デスクワークで目が疲れたときは?疲れ目に効くオススメの解消方法5選

パソコンの前に座って作業をする時間が長い人の多くは、疲れ目に悩んでいるようです。

目が疲れた状態のまま作業を続けると、肩凝りや頭痛がひどくなるなどカラダへの影響も心配ですし、作業効率も悪くなってしまいます。

そこで今回は、「疲れ目をスッキリさせる方法」を5つ紹介します。

1. 眼球グリグリ運動

パソコン作業のように同じ方向ばかりを見ていると、カラダのいろいろな筋肉が凝り固まってしまうという話を聞いたことはないでしょうか?

首が回る範囲が狭くなるのと同じように、自分ではきちんと動かせているつもりでも、眼球が思った方向にスムーズに動かなくなってしまうことがあります。

まずは、なるべく眉間にシワが寄らないように気をつけながら、固く目を閉じます。

それから瞼を閉じたまま、ゆっくりと瞼の力を抜き右上や左上に眼球を大きく動かしてみましょう。

眼球が凝り固まっていると、思うように動かないだけでなく、いつもは動かしていないカラダの部分を伸ばしたときのように筋肉が引っ張られる感じがすると思います。

「引っ張られる感じ」だと思ったら、そのままグイーっとカラダを伸ばす感覚で、眼球を動かして引っ張られる方向と逆方向へ持っていってやりましょう。

このとき、目や眼球には触れないでください。

何度か右上、左上と動かしたら、今度は時計回りと反時計回りに円を描くように眼球を回し、そのあとまた瞼を固く閉じます。

「目が疲れたな」と感じたときは、この「眼球グリグリ運動」を繰り返すと、とても目がスッキリとしてきますよ。

2. ホットタオルと香りで相乗効果

できれば毎日、難しい場合はデスクワークをした日、眠る前にホットタオルで目を温めてから寝るのがオススメです。

目を温めて、固くなってしまった目のまわりの筋肉や悪くなってしまった血の流れにアプローチします。

やりかたはとても簡単で、清潔なタオルを40度ぐらいのお湯に濡らし、水分が残るぐらいに軽く絞って閉じた両目の上に乗せるだけです。

冬場は、タオルが冷めるのが早いので、電子レンジを利用して蒸しタオルを作ります。

水に濡らしたタオルを、ある程度の水気を残したままラップで包み、清潔なお皿の上に置いて、

・500wなら60秒
・600wなら30秒

程度あたためて様子を見ます。

タオルが「生あたたかい」と感じる場合には、10秒ごとに追加で温めるようにしましょう。
タオルのままレンジで温めてしまうと、水分量が少ない場合に発火する恐れがあるため、必ずラップに包むようにしてください。

また、電子レンジから取り出したりラップを外したりするときはヤケドに十分気をつけましょう。

お湯だけで作ったホットタオルも電子レンジで作った蒸しタオルも、ゆっくりと目の上に置くようにしましょう。
できれば、仰向けになってリラックス状態でタオルを置くのがオススメです。

また、緊張感をやわらげる作用があると言われる「ラベンダー」や「ローズウッド」などのアロマを焚くことで、さらに目の疲れもスッキリさせることができます。

3. 意識して「まばたき」を増やす

パソコンやスマホに集中していると、まばたきの回数が減って目が乾燥し、余計に目が疲れたと感じてしまうことも少なくありません。

意識してまばたきの回数を増やすようにし、それでも目が乾いたと感じたら、少し強めにまぶたを閉じてください。

そして、下を見るような感じで眼球を右から左に、左から右に半円を描くように何度か動かすと、少し潤いも戻って目もスッキリとします。

4. 手のツボを押す

目の周りには、目の疲れに効くたくさんのツボがありますが、細い神経などがたくさんあるため、力の加減が難しいです。

そこで、それほど力の加減に気をつけなくてもよい手のツボ押しをオススメします。

もちろん、力任せにアザができるほど抑えるのはNGです。

手のツボ「合谷(ごうこく)」

親指と人差し指の付け根の部分にあるのが、目の疲れに効くと言われている「合谷(ごうこく)」です。

押すと少し痛みがありますが、この部分をグーっと押してやることで、しばらくすると目がスッキリとしてきます。

目の疲れにだけでなく、頭痛や鼻づまりにもよいと言われています。

この合谷は、右手にも左手にもあるので、両方を押してくださいね。

5. 自分で目のピント調整をする

パソコンやスマホなど、近くを見ることが多いと、毛様体筋が疲れてしまい、ものを見るために必要な水晶体のピントを調整しづらくなってしまいます。
毛様体筋が動きづらくなることで血流が悪くなるなど、悪循環のスパイラルにも注意が必要です。

そこで、自分の目の位置に親指を立て、その親指をゆっくりゆっくりと目に近づけたり遠くに離したりします。
そして、1回目は親指に焦点を、2回目は親指のまわりの背景に焦点を合わせて5分ほど交互に繰り返すだけです。

最初は、目が疲れたような、軽い筋肉痛になったような重ダルイ感じになりますが、何日か繰り返しているうちに目がスッキリとしてきます。

もし時間を作れるようであれば、自然の景色が楽しめるスポットへ行き、遠くに見える山々などを眺めながら散歩してみてはいかがでしょうか?

目の疲れだけでなくストレスも緩和されるので、作業効率もアップしてオススメです。

まとめ

今回紹介した方法はどれも、疲れ目をスッキリとさせてくれるものばかりです。

実際に筆者も、「目が疲れた」と感じたときには実践してスッキリしているので、皆様もぜひトライしてみてくださいね。

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