コウモリダニ初発見 人間、動物に健康被害か <ニュージャージー>

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ニュージャージー州のラトガース大学主導の研究により、コウモリに寄生するダニ種が同州で初めて確認された。このダニ種は人やペット、家畜に健康上の被害をもたらす可能性がある。9日付NBCニューヨークが伝えた。

学術雑誌「ジャーナル・オブ・メディカル・エントモロジー」に掲載された同研究で特定されたダニは、「カリオス・ケレイ」と呼ばれる軟ダニの一種。コウモリに寄生するこの軟ダニは、米国29州で確認されている。同州中部および北部のマーサー郡とサセックス郡でオオクビワコウモリから幼虫が採取され、同州で初めての確認となった。このダニ種には、人やペット、家畜などの動物に有害である可能性がある微生物がいることが判明している。

同研究の主著者であるジェームズ・L・オッチ氏は、「全てのダニは血液をエサとしており、摂食中に病原体(病気の原因となる微生物)を媒介する可能性がある。同ダニ種は人間をかむという記録がある」と述べている。