インスタ映えスポットが大野市に次々 カラフル風車棚や提灯、和柄傘

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カラフルな風車が並ぶ旧田村家=福井県大野市城町

 お清水に揺れる提灯(ちょうちん)の明かりや武家屋敷に並んだカラフルな風車棚、和柄が粋なレンタル傘―。思わず写真を撮りたくなるおしゃれな仕掛けが、福井県大野市に次々登場している。城下町を巡るまちなか観光の魅力アップと、写真共有アプリなどSNSを意識し“映える大野”の情報拡散に期待した試みだ。

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 同市と同市観光協会が昨年から始めた。写真共有アプリ「インスタグラム」には、市内に設けた撮影スポットで写した写真が多くアップされるなど情報拡散の効果はまずまず。今年は新型コロナ禍で観光客の入り込みは厳しいが、同市観光推進室では「今後も楽しんでもらえる仕掛けを用意したい」と話している。

 ■御清水に提灯150個

 泉町にある名水・大野のシンボル「御清水」には色とりどりの提灯が飾られ、夜はライトアップしている。水色やピンク、黄色など約150個の優しい明かりが水面に揺れ幻想的な光景が広がっている。9月末まで行っており、ライトアップは午後7時~11時。

 ■武家屋敷に風車棚

 城町の武家屋敷には昨年に続き、撮影スポットを設けた。旧内山家には夏障子、旧田村家には色とりどりの風車棚を設置、風情ある景観を演出している。

 初めて設置した昨年9月の旧田村家の入館者数は1200人と、一昨年の2.5倍増。市が主催する「インスタグラム」を活用した写真コンテスト「#まいおおの」でも風車棚の写真が多く寄せられている。設置はともに11月23日まで。

 ■和柄傘貸し出し

 同市観光協会は観光案内所でカラフルな傘のレンタルを行っている。万華鏡や月下美人などと名付けられ、デザインがすべて異なる和柄の20本を準備。利用料金は5時間500円。貸出時間は午前8時半~午後4時半。料金が一部返却されるキャンペーンを10月末まで実施している。