レバノン大爆発の葬儀で頭部に流れ弾…33歳のサッカー選手が死亡

8月5日にレバノンの首都ベイルートで発生した巨大爆発は周囲に甚大な被害を及ぼした。

先月21日に犠牲者のひとりの葬儀が行われた際、近くにいたサッカー選手が流れ弾に被弾する事件があったという。

『AS』によれば、頭部に銃弾を浴びた33歳のモハメド・アトウィさんがこのほど死去したとのこと。

かつて彼がキャプテンとしてプレーしていたクラブ、アル・アンサルはその死を悼む追悼メッセージを出している。

アトウィさんは国内の多くのクラブでプレーした有名選手で、アル・アンサルでは3度の優勝も経験したそう。彼の棺が多くの人達の手で運ばれる様子がこちら。

動画を見たい場合はここをタップ!

彼は手術が失敗した後、集中治療室で治療を受けていたとも伝えられている。

【関連記事】あの怪物も 中東サッカーを開拓した5名の日本人

遺族は広範囲の捜査を求めているが、この事件ではまだ誰も身柄を拘束されていないという。レバノンのサアド・ハリーリ元首相もSNS上で哀悼の意を表している。

© 株式会社ファッションニュース通信社