「BS笑点ドラマスペシャル 初代 林家木久蔵」が「2020年 日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビドラマ番組 優秀賞」受賞

今年1月にBS日テレで放送された「BS笑点ドラマスペシャル 初代 林家木久蔵」が、「2020年 日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビドラマ番組 優秀賞」を受賞した。

BS日テレでは、2017年から「BS笑点ドラマスペシャル」として、日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜午後5:30)を国民的人気番組へと導いてきた、桂歌丸や五代目三遊亭圓楽の半生を描き、シリーズ放送してきた。本作はその第3弾で「この人なくして『笑点』大喜利なし」とまで言わしめた林家木久蔵(現・木久扇)の知られざる原点を映し出し、主人公の木久蔵を、俳優の柄本時生が演じた。

今回の受賞に木久扇は「今まで賞をもらったことはない私ですが、このたびの受賞はうれしくてうれしくて。役者の方々がハマリ役で、特に木久蔵を演じてくださった柄本時生さんは、全くあの頃の私と重なっていて、ほれぼれしました。続編でスペインの『木久蔵ラーメン』もよろしくお願いいたします」と喜ぶ。

柄本も「受賞を聞き、驚いております。自分が携わらせていただいた作品で、このような賞をいただけるとは。監督やスタッフの力、そしてなんといっても初代林家木久蔵師匠と『笑点』の歴史のお陰だと思っております。そのような作品に自分が少しでも力になれていたら幸いです。また機会が御座いましたら『笑点』の歴史に触れさせていただきたいと思います」と語っている。そして「これだけ人徳で進み続ける人はなかなかいないですよね。笑顔だらけの木久蔵師匠を!!」とアピールしている。

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