熊本城、値上げ検討 2021年春、30年ぶり 警備費増で

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来春の天守閣公開に合わせ、入園料値上げが検討されている熊本城=熊本市中央区

 熊本市は18日、熊本地震で被災した熊本城天守閣の内部公開が始まる来春、入園料の値上げを検討していることを明らかにした。改定は天守閣の登閣料をなくして入園料に一本化した1997年以来で、値上げすれば89年以来約30年ぶり。

 市熊本城総合事務所によると、現在は特別見学通路のほか、日・祝日は工事用スロープを歩くルートを公開している。入園料は地震前と同額で大人500円、中学生以下200円。

 89年の値上げ時は入園料と天守閣の登閣料は別で、合計額をそれまでの300円から500円にした。

 来春の天守閣の内部公開に伴い、警備の人件費や維持管理費が増えることから、入園料の改定を検討。改定する場合は、入園料にかかる条例改正案を、市議会12月定例会に提出する見込み。

 総合事務所は「金額については、暮らしに対する新型コロナの影響や経済状況などを参考にしたい」としている。(飛松佐和子)