犬や猫などペットの飼育費用はどのくらい? 病気になったら治療や入院にいくらかかる?

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一年にペットにかかる費用は、犬は30.6万円、猫は15.8万円

犬・猫それぞれについて、病気の治療費やフード代、トリミング料といった各項目にかかる費用を調べたところ、犬では年間総額30万6801円、猫では総額15万8680円かかることがわかりました。

また、犬は大型になるほどかかる費用も高くなっています。特に、「フード・おやつ」については、大型犬は11万4914円で、小型犬が4万7163円であるのに対し、2倍以上です。

また、「しつけ・トレーニング」にかける金額も、小型犬が6601円であるのに対し、大型犬は1万9546円と、約3倍となっています。大型犬の方が食べ物にかかる費用が大きいほか、しつけなどにもお金をかけているようです。万が一、人を嚙んだりしたら大変ですからね。

一方、小型犬の方が支出の多いのは、「シャンプー・カット・トリミング」と「洋服」でした。小型犬では、トリミングを必要とするトイ・プードルなどが人気であることや、犬にかわいい服を着せて楽しむ人が多いことからこれらの項目に費用をかけているようです。

犬や猫を通院させたり、入院・手術をする場合にはいくらかかる?

大切な家族であるペットが病気や怪我をしたら病院に連れて行かなくてはなりません。そうすると治療費が気になります。動物の病院は基本保険がきかないので、診察や薬代などは実費請求となり、結構な金額になってしまいます。

そこで、ペットメディカルサポート株式会社が実施した、犬と猫の「通院」「入院」「手術」の日数と費用に関する調査の結果から、病院での治療にいくらかかるのかの目安を見ていきましょう(※2)。

2019年、同社のペット保険に保険金請求された通院日数と通院費の平均値を見ると、通院日数の平均は2.8日、通院費総額の平均は2万6000円でした。

通院日数の平均は犬が2.8日、猫が2.6日、通院費総額の平均は犬が2万6000円、猫が2万1000円で、いずれも犬が猫を少し上回りました。なお、最も通院日数がかかるのは中型犬の3.1日、通院費総額が最も高いのは、大型犬の3万1000円でした。

同様に、入院日数と入院費については、入院日数の平均は4.0日、入院費総額の平均は7万2000円となりました。入院日数では犬が3.9日、猫が4.5日と、猫の方が長く、入院費の総額の平均は犬が7万2000円、猫が7万7000円でした。

犬のうち、最も入院日数が長いのは中型犬で、平均4.1日。また、入院費総額が高いのは大型犬で、8万9000円でした。1日あたりの入院費も2万3000円と、平均より5000円も高いようです。

また、手術回数の平均は1.2回、手術費総額の平均は8万円でした。手術回数・手術費の総額ともに犬が猫を上回り、特に犬の手術費の総額は、猫より1万8000円高額となりました。

特に、大型犬では手術費の総額は10万3000円と、平均より2万円以上も高くなりました。これは手術費自体が1回あたり8万4000円と、平均より2万円近く高いことによると思われます。

犬猫以外の動物にかかる費用は?

ところで、犬や猫以外のうさぎ・鳥・フェレット・ハムスターなどの小動物は飼育にいくらかかるのでしょう。先ほどのアニコム損害保険株式会社の調査によると、最も飼育費用が高かったのは「うさぎ」で、年間8万8410円。

次いで、「フェレット」が6万9690円、「鳥」が4万1514円、「ハムスター」が2万4296円という結果となりました。これらの動物は犬猫と比べると比較的飼育費用がかからず、散歩の必要がないなどの理由で人気があるようです。

ペットを飼育するにはある程度費用がかかるほか、病気をした場合は高額な治療費が必要です。特に大型犬では、餌代などにかかる費用以外に、病院での治療費も小型・中型犬に比べてかなり高額であることがわかりました。最近ではペットの保険もありますので、もしもの場合に備えて検討してもいいかもしれませんね。

[出典]
※1:アニコム損害保険株式会社「ペットにかける年間支出調査 2019」
※2:ペットメディカルサポート株式会社「犬・猫の通院・入院・手術費用は、いくらかかるのか? ペット保険『PS保険』調べ」

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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