レイズ地区優勝へマジック5 1番・筒香は初の三塁打含むマルチ安打

【レイズ2-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

レイズは先発のタイラー・グラスナウが5イニングで10個の三振を奪うなど投手陣がオリオールズ打線をわずか5安打1得点に封じ、2対1で勝利。地区優勝へのマジックナンバーは1つ減って「5」となった。グラスナウが今季4勝目(1敗)、5番手のライアン・シェリフがメジャー初セーブを記録。オリオールズ先発のアレックス・カッブは6回4安打2失点の好投ながら今季5敗目(1勝)となった。

レイズは1回表二死からヒットと四球で一・二塁のチャンスを迎え、ネイト・ロウのタイムリーで1点を先制。グラスナウが2回までに5三振を奪う力投を見せるなか、3回表には先頭の筒香嘉智がメジャー初の三塁打を放ってチャンスメイクし、一死後にブランドン・ラウのタイムリーで2点目を奪った。

グラスナウは4回裏先頭のオースティン・ヘイズに2号ソロを浴び、1点を失ったものの、次打者リオ・ルイーズから圧巻の三者連続三振。5回裏先頭のセドリック・マリンズからも三振を奪い、今季2度目の2ケタ奪三振を達成した。

レイズは7回表二死満塁のチャンスで追加点を奪えなかったものの、4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えて2対1で逃げ切り。ホワイトソックスがレッズに敗れたため、アメリカン・リーグの最高勝率に浮上した。

「1番・指名打者」で先発出場した筒香は、見逃し三振、ライトへの三塁打、サードゴロ、センターへのヒット、見逃し三振で5打数2安打。今季の打率は.200、OPSは.729となった。

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