「中国ウイルス」と呼んで批判そらす米政府の試みは失敗 米紙

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「中国ウイルス」と呼んで批判そらす米政府の試みは失敗 米紙

13日、米ニューヨークのドミノパークで、マスクをする市民。(ニューヨーク=新華社配信/マイケル・ナグル)

 【新華社ワシントン9月19日】米ワシントン・ポスト紙はこのほど、米政府が「中国ウイルス」という言葉を頻繁に使い、新型コロナウイルス対応への批判をかわそうとした試みは失敗に終わったと報じた。

 報道は6月末の調査に基づくもので、米国内の新型コロナウイルス感染者が250万人、死者が12万人に達した時期に1500人を対象に行われた。

「中国ウイルス」と呼んで批判そらす米政府の試みは失敗 米紙

米ワシントンのリンカーン記念堂を訪れた人々。(8月30日撮影、ワシントン=新華社配信/沈霆)

 調査は、新型コロナウイルスの感染拡大に関する簡単な説明を回答者が読む形で行われたが、新型コロナウイルスの呼称を「COVID-19」としたものと、「中国ウイルス」としたものが用意された。

 その結果、「中国ウイルス」の呼称を使ったもののほうが、トランプ大統領の感染対策を批判し、米政府の対応が不十分だったと非難する傾向が強まったという。

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9日、米ワシントンにある議会議事堂。(ワシントン=新華社記者/劉傑)

 調査ではまた「中国ウイルス」を使った説明を呼んだ回答者は、保守派であっても米政府を非難する傾向が増えたことが分かった。

 調査は、米政府が「中国ウイルス」の呼称を使うことで国民の怒りの矛先を中国へ向けさせ、政府への批判をかわそうとしたが失敗に終わったと指摘している。