リセットするなら今でしょ！夏のダメージを残さない美肌スキンケア術3つ

4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立！自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪

おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。

夏から秋にかけての季節の変わり目。「なんとなくいつもと肌が違う…」と感じることはありませんか？

もしかするとそれは、紫外線ダメージや皮脂の過剰分泌が原因かもしれません。

夏の過酷な環境を過ごした肌はダメージが蓄積し、様々な肌トラブルが表れやすくなります。そこで今日は、夏のダメージをリセットするスキンケ方法と、おすすめアイテムをご紹介します。

夏のダメージをリセット！うるうる美肌になる秋スキンケア術3つ

夏の終わりは、一言で言うと肌がとても疲れている状態。紫外線やクーラーによる乾燥や肌荒れなど、夏を乗り越えた肌は私たちが思っている以上に、様々なストレスやダメージを溜め込んでいます。

また、9月に入ると朝晩冷える日が増え、湿度も変化します。その影響で、肌が敏感になったり乾燥しやすくなります。

そんな『疲れ肌』の状態で、本格的な秋～冬を迎えてしまうと、乾燥や肌荒れだけでなくシミやシワなどのトラブルが定着し、一気に老けた印象になる危険が。だからこそ秋の始まりの今、夏のダメージをしっかりとリセットする丁寧なスキンケアを取り入れることが大切です。

秋のスキンケアのポイントは、保湿効果が高いのはもちろん、「肌の弾力アップ効果が高い」スキンケアを選ぶことです。

つまり、普段よりも“贅沢ケア”がキーワードといえます。

肌の弾力をアップする、エイジング効果の高いスキンケアをたっぷりとなじませて、やさしく包み込むようにハンドプレス。このひと手間が美肌成分や保湿成分の浸透を高めて、肌のダメージを一気にリセットすることができます。

特に、乾燥しがちな目元や口元は指の肌でやさしくなじませるように浸透させましょう。

次におすすめしたいのが、クリームを使ったスキンケア。

「クリームは冬だけ」「乾燥するまでクリームはいらない」などと思い込んでいませんか？

実は夏ダメージをリセットしたい秋の始まりこそ、ハリやうるおいを回復してくれる高機能クリームケアが大切です。

高機能クリームは化粧水や美容液と比べても肌を守る皮脂膜をケアする作用があり、バリア機能が低下する季節の変わり目にとても効果的なんですよ。化粧水や美容液の効果をしっかり閉じ込めて浸透させる効果もあるので、夏のダメージで不安定になっている秋の肌の回復力を引き上げてくれます。

まだまだ日中は暑くべたつきが気になる方も、夜のお手入れの仕上げには高機能なクリームをしっかりなじませて、健やかな美肌を育てていきましょう。

もうひとつおすすめしたいのが、ホットタオルで肌全体の血行を促進する方法。

夏の紫外線ダメージを受けた疲れ肌は、表面では分かりにくくてもいつもより角質が溜まりやすい状態に陥っています。さらに、クーラーのせいで頬がとても冷えていることも。

肌表面が厚くこわばった状態だと、しっかり保湿していても充分なスキンケア成分が浸透しにくく、効果が半減してしまいます。

そんな時には、ホットタオルを使った「温めケア」が有効。洗顔の後に水で濡らしたフェイスタオルをしぼり、電子レンジで30秒～1分ほど加熱します。

ちょうどいい温度になったら、タオルを全体にひろげて1分ほど手のひらで包むように顔全体を温めていきます。

これだけで、肌がやわらぎ、血行促進効果で栄養や酸素が肌すみずみまで行きわたり、ハリ感や透明感が高まります。

秋の始まりは、ぜひこの3つのスキンケアを取り入れてみてください。

夏のダメージを回復させるだけではなく、秋以降の肌の透明感や明るさを高めて美肌をキープできますよ♪

☆この連載は＜日曜日＞に更新します。次回もどうぞお楽しみに…！