段ボールベッド開発 南相馬市とレンゴー、避難所の集団感染防止

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開発された段ボールベッド。段ボールの仕切りと合わせて使う

 新型コロナウイルス禍の台風や大雨などの災害発生時に備え、南相馬市と段ボール製造会社「レンゴー」(本社・大阪市)は、避難所で使う段ボールベッドを共同開発した。従来品よりも短時間で組み立てられる。段ボールの仕切りと合わせて活用し、避難所での集団感染を防ぐ。

 開発したベッドは長さ百九十センチ、幅八十センチ、高さ三十七センチで、重さは約五キロ。大人一人が約二分で組み立てられる。従来品は大人一人で十分ほどかかっていた。市がレンゴーに対し、組み立てやすさの重要性など現場の意見を伝え、製品の開発を進めてきた。

 市は先行避難所十一施設にベッド計七百五十台、仕切り計千五百枚を導入した。市復興企画部の鎌田由光危機管理担当理事は「有事に備え、災害対策と感染対策に力を尽くす」としている。