イオン吉川美南店がリニューアル レジに並ばず買い物するシステム導入、混雑緩和でウイルス感染予防も

©株式会社埼玉新聞社

来店客が自身で貸し出されている専用のスマホで商品のバーコードを読み取り、専用レジで会計する=イオン吉川美南店

 イオンリテールは19日、イオン吉川美南店(埼玉県吉川市)をリニューアルした。県内のイオンでは初の試みとなる、レジに並ぶ必要がない新たな買い物システム「レジゴー」を導入。レジ待ち時間短縮による顧客利便性の向上のほか、混雑緩和による新型コロナウイルス感染予防にもつなげる。このほかコロナ対策としてグループで開発、販売に力を注ぐ「マスク」の専用販売スペースを設置した。

 レジゴーは、来店客が店の入口に用意した貸出専用のスマートフォンを使い、商品を買い物籠に入れる時にバーコードを読み込ませて商品と値段を登録する。支払いは専用レジで、表示されるQRコードをスマホで読み取ると登録した商品が表示される。一般的なセルフレジ同様に現金やクレジットカードなどで支払う。吉川美南店では貸し出し用スマホを60台用意した。

 同店では周辺に子育て層が多く、レジ待ち時間の短縮による利便性を高めようと導入を決定。8月末から試験運用を始め、19日から本格運用することになった。

 試験運用期間に利用経験がある三郷市の主婦(30)は「レジ待ち時間が減るのは良い。支払いまでに合計金額が出るので、予算内での買い物が可能で便利だ」と話した。

 イオンでは昨年度から千葉県内の店舗から導入し、吉川美南店で計9店となった。将来的には改修・新設するほかの店舗にも導入する方針だ。