用宗駅も完璧なリニューアル【木造駅舎巡礼01】東海道本線07

※2020年8月撮影

トップ画像は、JR東海東海道本線用宗駅。

函南駅を9時14分発の島田行に乗って81分、身体が良い感じに冷え切った辺りで10時35分用宗駅に到着。島式ホーム1面2線と単式ホーム1面1線の2面3線。名古屋方面を見ています。右には東海道新幹線。

※2020年8月撮影

こちらは東京方面。跨線橋で駅舎側の1番ホームに渡ります。

※2020年8月撮影

駅名標。

※2020年8月撮影

用宗駅は、1909年(明治42年)開業の古い駅です。

時折、ものすごいスピードで東海道新幹線が通過してゆきます。何回も撮ってようやくマトモに写った1枚。(笑)森(丘)の向こうには東名自動車道が通っています。

※2020年8月撮影

島式ホームから用宗駅舎。

※2020年8月撮影

屋根の小さな塔がユニークです。おそらく機能を持たない装飾だと思います。明かり取りに使われているかもしれませんが駅事務室の内部は見ていません。

※2020年8月撮影

跨線橋に上がって名古屋方面。

※2020年8月撮影

東京方面。駅舎の屋根がよく見えました。金属屋根の様に見えます。

※2020年8月撮影

駅前にはロータリーがあります。

※2020年8月撮影

跨線橋を降りて駅舎に。

※2020年8月撮影

自動改札がある有人駅でした。筆者は青春18きっぷなので出入りは自由です。

※2020年8月撮影

改札横の壁。

※2020年8月撮影

駅事務室側。

※2020年8月撮影

きっぷ運賃表のアップ。右の赤矢印が函南駅、81分かかって左の赤矢印が用宗駅です。この区間の運賃で青春18きっぷの1日分以上です。やっぱり青春18きっぷは偉大ですね。

※2020年8月撮影

少しカメラを引いて駅舎正面。

※2020年8月撮影

もちろん駅が開業した明治時代の駅舎ではありません。昭和11年(1936年)に建てられたものの様ですが、古い写真で見た駅舎とは異なっています。函南駅同様完全にリニューアルされているのです。JR東海さんは、東海道新幹線からの莫大な利益でお金持ちなのです。JR各社で今も活躍するキハ40系もJR東海では早々に新型車両に置換されています。

建物財産標は探しましたが見つけられませんでした。リニューアルされていますが、なかなかシックでチャーミングな駅舎です。

※2020年8月撮影

リニューアルには細部まで「丁寧な良い仕事」が感じられます。

※2020年8月撮影

次ぎの東海道本線木造駅舎もJR東海の掛川駅です。

【木造駅舎巡礼01】東海道本線08 に続きます。

(写真・文章/住田至朗)

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