「仕事間に合わず」…オートバイで県道を時速109キロ 神奈川県警が男を逮捕

パトカー(イメージ)

 オートバイに乗り時速109キロで県道を走行したとして、神奈川県警秦野署は17日、道交法違反(速度超過)の疑いで、秦野市内の会社員の男(20)を現行犯逮捕した。同容疑者は「仕事に間に合わなかった」と供述、容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、同日午前8時15分ごろ、同市名古木の県道で、制限速度を69キロ超過した時速109キロでオートバイを運転した、としている。

 署によると、近隣住民から8月上旬以降、猛スピードで走行するオートバイの情報が複数寄せられた。17日に取り締まりを行った署員が速度超過のオートバイを発見。停止の指示に従わずに同容疑者が逃走したため、約1キロ離れた市道を封鎖して停止させた。

 オートバイはナンバープレートがはね上がり、スピードメーターもなかった。署は道交法違反(整備不良)や道路運送車両法違反の疑いでも捜査する。

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