沖縄の宮古島を疾走するクラシックカー「いすゞベレットGT1600」

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池間大橋を軽快に走る「いすゞベレットGT1600」=12日、宮古島市

 外車と思いきや昔懐かしき国産車-。沖縄県宮古島の青い空と海を背景に、池間大橋を軽快に走るこの車は「いすゞベレットGT1600」。1960年代の高度経済成長期に、いすゞ自動車が製造・販売したスポーツタイプの乗用車だ。

 車の持ち主は市下地在住で写真家の上西重行さん(66)。昨年11月にインターネットで見つけて購入し、市内で整備を済ませて仕事で使っている。

 大阪から宮古島に移住して36年になる上西さん。関西在住の20代のころにも乗っていた。移動中は、当時はやっていた曲を流しながら走るという。

 新たに購入した愛車に愛着はあるが、車の特性上、エアコンを装備できないため、長い宮古島の夏場は「車内は暑くて体力勝負」という。

 往年の名車を購入後は、70歳前後の地元住民や観光客から声を掛けられるようになった。

 愛車を撮影する人もいて、「新たな人とのつながりにも一役買っている」と満足そうに話した。