キーマン3人が活躍のレイズ勝利 筒香は8号同点アーチ

【レイズ3-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

レイズはチャーリー・モートン、筒香嘉智、ランディ・アロサレーナというキーマン3人の活躍により、オリオールズに3対1で勝利。レギュラーシーズン残り7試合で地区優勝へのマジックナンバーは「4」となった。

36歳のベテラン右腕・モートンは、健康面に問題がなければブレイク・スネル、タイラー・グラスナウに次ぐ先発3番手として期待される。今季は右肩の炎症で故障者リスト入りした影響もあり、決して本調子ではないものの、5回94球を投げて被安打5、奪三振6、与四球2、失点1の力投で今季2勝目(2敗)をマークした。

一方、オースティン・メドウズが左腹斜筋を痛めてレギュラーシーズン中の復帰が絶望となるなかで、筒香は「対右腕用の1番打者」という役割を与えられており、アロサレーナは出場機会の増加が見込まれている。筒香は3回表にオリオールズ先発のホルヘ・ロペスから8号同点ソロを放ち、5回表には筒香が四球で出塁し、アロサレーナの5号2ランで勝ち越しに成功した。

モートンの力投と筒香、アロサレーナの活躍で奪ったリードを3人のリリーバーが守り抜き、3対1で逃げ切り。レイズ4番手のライアン・トンプソンにメジャー初セーブが記録され、オリオールズ先発のロペスは6回3失点ながら今季初黒星(2勝)を喫した。

「1番・レフト」で先発出場した筒香は、第1打席で見逃し三振に倒れたものの、第2打席でライトへの8号同点ソロ。第3打席は四球を選んで出塁し、第4打席は見逃し三振に倒れ、3打数1安打1打点で今季の打率は.203、OPSは.755となった。

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