ヒーニー力投のエンゼルス勝利 大谷が復活の6号アーチ

【レンジャーズ3-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先発のアンドリュー・ヒーニーが初回に2本のアーチを浴びて3点を失ったものの、その後は立ち直り、7回途中3失点の力投。打線はエース左腕の力投に応えて逆転に成功し、4対3でレンジャーズを破った。エンゼルス3番手のマイク・マイヤーズが今季2勝目(0敗)をマーク。レンジャーズ2番手のブレット・マーティンは今季初黒星(0勝)を喫した。

ヒーニーはレオディ・タベラスに3号先頭打者アーチを献上し、さらに一死一塁からルーグネッド・オドーアに7号2ランを被弾。いきなり3点を失ったが、2回以降は立ち直り、7回途中で降板するまでレンジャーズに追加点を与えなかった。

打線は、レンジャーズ先発の右腕ランス・リンに対して大谷翔平が日本時間9月12日以来8日ぶりとなるスタメン出場。大谷は2回裏の第1打席でライトへ弾丸ライナーの6号ソロを放ち、5回裏の第2打席は先頭打者としてセンターへのヒットを放ってチャンスメイク。エンゼルスはこの回、テイラー・ウォードのタイムリー二塁打とデービッド・フレッチャーのタイムリーで2点を奪い、同点に追い付いた。

8回裏、エンゼルスは四球と相手のエラーで無死一・三塁のチャンスを迎え、マイク・トラウトのタイムリーで勝ち越しに成功。このリードを守ってレンジャーズに勝利し、レギュラーシーズン残り7試合で地区2位のアストロズとの3.5ゲーム差をキープした。

「6番・指名打者」でスタメン復帰した大谷は、日本時間8月26日以来となるマルチ安打を記録する活躍。本塁打とヒットのあと、6回裏の第3打席はファーストゴロに倒れ、3打数2安打1打点で今季の打率は.200、OPSは.672となった。

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