マリナーズが連敗ストップ 平野ピンチ招くも今季3セーブ目

【パドレス1-4マリナーズ】@ペトコ・パーク

マリナーズは投打に若手選手が活躍し、パドレスに4対1で勝利。連敗を4でストップし、地区2位のアストロズとの3ゲーム差をキープした。マリナーズ先発のジャスタス・シェフィールドが今季4勝目(3敗)、4番手の平野佳寿が今季3セーブ目をマーク。パドレス2番手のダン・アルタビラは今季3敗目(1勝)を喫した。

「投」のヒーローは24歳の左腕・シェフィールドだ。初回から毎回のようにピンチを背負い、1点リードの3回表にマニー・マチャドのタイムリーで同点に追い付かれたものの、粘り強いピッチングで6回99球を投げて被安打6、奪三振5、与四球2、失点1という内容。今日の試合を含め、直近7試合では4勝1敗、防御率2.74の好成績を残している。

一方、「打」のほうではルイス・ロバート(ホワイトソックス)とアメリカン・リーグ新人王を争っているカイル・ルイスが活躍。2点リードで迎えた5回裏、先頭打者として打席に入ったルイスは甘く入ったチェンジアップを捉え、左中間へ11号ソロを叩き込んだ。

ルイスは今月に入って15試合で打率.176、3本塁打、7打点、OPS.656と調子を落としているが、シーズン通算では打率.286、11本塁打、28打点、OPS.864と上々の数字をキープ。ライバルのロバートは今月に入って16試合で打率.103、1本塁打、6打点、OPS.340とルイス以上に失速し、シーズン通算成績を打率.235、11本塁打、30打点、OPS.758まで落としているため、新人王獲得のチャンスは十分にありそうだ。

3点リードの9回表には4番手として平野が登板。3連打で無死満塁の大ピンチを招いたものの、ジェイク・クロネンワースを1-2-3の併殺打、ジュリクソン・プロファーをセカンドゴロに仕留め、無失点で試合を締めくくった。今季の防御率は2.70となっている。

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