キャンプの主役だからこそ慎重に選ぼう！
テントを選ぶ際のポイントは、「使用する人数」「シートの素材」「タイプ」の3つ。商品に記載された利用目安の人数はギリギリの大きさであることが多いため、サイズは大きくなってもゆったり休みたい場合は、プラス1人～2人程度大きなサイズを選ぶと良いでしょう。
シート素材は価格と重さに影響
そして、価格に大きく影響するのが、シートに使われている素材。ポリエステルや軽量のナイロン、通気性のよいコットンに加え、混紡でいいとこ取りのポリコットンやシルナイロンなどさまざま種類があります。それぞれ耐水や防火、防カビ、耐久性など得意分野があります。
“映える”キャンプはテントの形も重要
最後にテントのタイプ（形）は、大きく分けて4種類あります。もっともポピュラーな「ドーム型テント」や「2ルーム型」、見た目もオシャレな「モノポール（ティピー）型テント」、そして、簡単設置が魅力の「ポップアップ型」などさまざま。価格はもちろん、設置の大変さも違うため、予算や用途に合わせて慎重に選びましょう。
初心者にもおすすめ！バラエティ豊かなテント5選
寝室とリビングでゆったり、ロゴスの2ルームテント
キャンプ用品の有名ブランド、ロゴスのROSY 2ルームテントは、寝室＋リビングで4～5人がのびのび使えるテントで、価格は24,747円です。リビング部分は大人が立って歩ける高さ190cmのゆったり空間で、インナーを取り外せば大きなタープとしても活躍しますよ。
ランタンフックや小物ポケットなどの便利な仕様に加え、UVカット、雨のしみ込み防止など生地や素材の機能性もバツグン。
また、別売りのポールを買うとリビング前にキャノピー（ひさし）を張り出すこともできます。使い勝手も良く、ファミリーキャンプにおすすめです！
ソロキャンデビューに最適！ コールマンの快適テント
コールマン ツーリングドームST 1～2人用は、ポールポケット式と呼ばれる簡単な設営方式で、ソロキャンプデビューにもピッタリのテントです。重量は約4.4kg、寝室部分は210cm×120cmと2人まで就寝可能で、価格は13,226円。
メッシュシート仕様で風通しも良く、かつ耐水性のあるフライシート（外側の布）で突然の雨も安心。前室は広くて高さがあるため、荷物の整理や日よけ・雨よけにとても便利です。快適なソロキャンプにぜひおすすめですよ！
火の粉で穴が開きにくい！ TC素材のワンポールテント
FIELDOOR ワンポールテント400は4人用のいわゆる三角テントで、価格は23,000円です。ポリエステルとコットンを混ぜたTCポリコットンという素材を使っており、耐久性と遮光性に優れ、燃えにくいのが特徴。また自然になじむ独特の質感を持ち、見栄えの点でも落ち着く雰囲気ですよ。
ポリコットン素材は一般的に水に弱く、雨天時や、保管時のカビが心配ですが、このテントは撥水＆防カビ処理がされているため安心。素材の良さを生かし、弱点を補った高コスパの逸品です！
軽量コンパクトで持ち運びラクラクのおすすめテント
バンドック ツーリング テント BDK-18は重量2.3kgととっても軽く、収納ケースに入れるとコンパクトに持ち運びできる1～2人用のテントで、価格は5,511円と大変リーズナブル。
出入口は前後方にあり、インナーテントにはメッシュ素材使用で換気も良好。ランタンフックやUV加工など機能性もあり、設営もカンタンで初心者にも向いています。
耐水圧はやや低めですが、撥水スプレーなどで補完すればかなり高コスパとなるアイテム。まずは手軽に試してみたい方にもおすすめのテントです！
出入口にも工夫！ キャプテンスタッグの2ルームテント
キャプテンスタッグ テント エクスギア ツールームドームは、寝室270×270cm、高さ150cmとゆとりの室内空間が嬉しい4～5人用テントで、価格は22,800円です。
荷物置きやリビングとしても広々の前室にはサイドの出入り口もあり、数人が荷物を持ってあれこれ動くのにも適したアクティブ仕様。また、設営にあたってはポールが色分けされているため見やすく、お子さんと一緒でも迷わずできますよ。
さらに、インナーテントにはメッシュ素材を使用し通気性もバツグン。こもった熱気を逃がして、結露も防いでくれます。コンパクトに収納できるキャリーバッグ付きで、自宅での保管にも便利ですよ。
まとめ
キャンプグッズの中でも最も大きなウェイトを占めるテントは、失敗のないように選びたいもの。価格だけではなく、人数と用途に合わせて形状や素材などを考慮に入れてみると、理想のキャンプに近づきますよ！
