たかおか朝市、ペイペイ広がる 15店舗が導入

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 高岡市坂下町商店街を会場に毎月第2、4日曜に開かれている「たかおか朝市」で、スマートフォン決済サービス「ペイペイ」を導入する店が増えている。市が9月からコロナ禍(か)で消費喚起するポイント還元事業を始めたのをきっかけに広がった。金銭の受け渡しの手間を省くことができるため、出店者の評判はよく、今後も導入する店は増加する見通しだ。

 たかおか朝市は今年で40周年を迎えた。高岡大仏に面する通りを歩行者天国にして午前5時半から同8時まで行われている。現在は約50店舗が軒を連ね、通常約2500人が訪れる。今年は新型コロナの感染拡大の影響で3カ月遅れの7月末に始まった。

 現在ペイペイを使用しているのは15店舗で、ほとんどが今年から導入した。来場者が行列を作っても釣り銭のやりとりをしないで済み、出店者や客からは「屋外で安い商品が並ぶ朝市に合っている」と好評だ。出店者は若者や外国人の呼び込みも期待している。

 導入した店舗の業種は食品や衣類、雑貨などさまざまで、中には70代後半の出店者もいる。昨冬から商店街でキャッシュレス決済に関する勉強会を開いていたことも後押しになった。

 高岡市のポイント還元事業では、ペイペイで決済した金額の2割分がポイントで付与される。事業は今月末までを予定している。

 酒井敏行朝市実行委員長(63)は「これからの時代に合った支払い方法であり、若い人もたくさん朝市に来てほしい」と話した。