レンジャーズが若手の活躍で快勝 大谷は3打数無安打1打点

【レンジャーズ7-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

大逆転でのポストシーズン進出に向けて1試合も負けられないエンゼルスは、先発のフリオ・テーランが2本の本塁打を浴びて2回途中で降板する大誤算。リリーフ陣も失点を重ね、地区最下位のレンジャーズに痛恨の敗戦を喫した。残り6試合で2位アストロズとのゲーム差は4.5に広がり、ポストシーズン進出は絶望的な状況だ。

7対2で快勝したレンジャーズは、アンダーソン・テヘーダ、サム・ハフ、カイル・コディといった若手選手の活躍が目立った。1回表にジョーイ・ギャロの10号2ランで先制すると、2回表にテヘーダが3号ソロを放って3点リード。2回裏にテイラー・ウォードのタイムリーで1点を返されたが、3回表にルーグネッド・オドーアのタイムリー二塁打で再びリードを3点に広げ、4回表にはハフにメジャー初本塁打となる1号ソロが飛び出した。

メジャー4度目の先発となったコディは、5回61球を投げて被安打3、奪三振5、無四球、失点1という好投を披露し、メジャー初勝利(1敗)をマーク。メジャーデビューした今季は、ここまで先発で4試合、リリーフで3試合に登板して防御率1.53と安定したパフォーマンスを続けている。

レンジャーズは6回裏一死満塁から大谷翔平のファーストゴロの間に1点を返されたものの、8回表にオドーアの8号ソロとデレク・ディートリックの4号ソロで2点を追加。5本塁打の一発攻勢でエンゼルスに快勝し、エンゼルス先発のテーランは開幕4連敗となった。

「5番・指名打者」で先発出場した大谷は、見逃し三振、センターフライ、ファーストゴロ(1打点)、四球で3打数ノーヒット1打点1四球。今季の打率は.196、OPSは.663となっている。

© MLB Advanced Media, LP.