【サッカー天皇杯・1回戦】チェント・クオーレ・ハリマ「悔しい!」  新名称で出場も、残り1分で暗転

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■Cento Cuore HARIMA(兵庫)1-1 MIOびわこ滋賀(滋賀)/(PK2-4)

「26 MF上村 岬 /Cento Cuore HARIMA提供」

サッカー第100回天皇杯の1回戦が9月16日、兵庫県三木市の三木総合防災公園陸上競技場などで行われ、兵庫県代表のCento Cuore HARIMA(チェント・クオーレ・ハリマ)=前名バンディオンセ加古川=は、PK戦の末、滋賀県代表のMIOびわこ滋賀に敗れた。
ハリマは8月の兵庫県選手権決勝で関学大を破り優勝。新名称となって初(通算8度目)の天皇杯出場を決めたが、初戦突破はならなかった。

「試合前に整列したハリマ イレブン(三木総合防災公園陸上競技場)(C)JFA/PR」
「22 MF伏木一紘 /Cento Cuore HARIMA提供」

■先制はハリマ

関西リーグ1部所属のハリマにとって相手は“格上”のJFL所属だが、互角以上の戦いを見せた。

前半、相手の再三の攻撃を身長188㎝のGK沖野がファインセーブし得点を許さない。

一方、後半開始直後にはハリマのMF高瀬が正面から決定的なシュートを放ったが相手GKに阻まれた。

互いに譲らず、0-0のまま延長戦へ。そして延長前半12分、左から攻め込んだMF伏木(ふしき)が上げたクロスにMF上村(うえむら)=元ジュビロ磐田=が頭で合わせ先制ゴールを奪った。

「11 FW澤居 道 /Cento Cuore HARIMA提供」

■ラストワンプレーから…

1-0とハリマがリードしたまま、延長後半アディショナルタイムに突入。

しかし相手はゴールキックからパスをつないで攻め込み、中央から同点ヘディングシュートを決めた。

その直後、試合終了の笛が鳴った。PK戦は2-4で敗れ、ハリマは惜しい試合を落とした。

キャプテン伏木は、「格上相手に通用する部分もあった中で、残り1分で失点し勝利を掴めなかったことは非常に悔しいです。

チームとして力不足、未完成だと痛感したので、日頃の練習から厳しさを求め、より強いチームになりたいと思います」と語った。

■リーグV目指して

天皇杯敗退から4日後の9月20日、関西リーグ1部第5節が加古川運動公園陸上競技場で行われ、ハリマはAS.Lalanja Kyotoを2-0で破った。

現在、8チーム中の4位(勝点7)で残り試合は2。いずれもアウェイだが、最後まで全力で戦う!

(9/27 vsレイジェンド滋賀、10/3 vsポルベニル飛鳥)

■Cento Cuore HARIMA(チェント・クオーレ・ハリマ)

播磨地域で活動する社会人クラブ。1976年兵庫教員サッカー部として創設。2008年、本拠地を加古川に移し「バンディオンセ加古川」に。18年、関西サッカーリーグで優勝。20年、新体制となり現名称に変更。

関西リーグ1部に所属し、JFL昇格、さらにJリーグ参入を目指している。所属選手は元ジュビロ磐田のMF上村岬、元湘南ベルマーレのMF佐野裕哉ら38名。全員がアマチュア契約で、練習後スポンサー企業等で就業。

クラブはチームのほか、スクールやアカデミーも運営している。

チェント・クオーレとはイタリア語で「100(たくさん)の心」の意。

(浮田信明)