パドレスが14年ぶりのポストシーズン進出 平野は1回1失点

【パドレス7-4マリナーズ】(延長11回タイブレーク)@ペトコ・パーク

パドレスは延長11回までもつれたマリナーズとのタイブレークを制し、7対4で勝利。2006年以来14年ぶりとなるポストシーズン進出を決めた。地区首位のドジャースはロッキーズに敗れており、地区優勝へのマジックナンバーは「2」のまま。また、マリナーズが敗れたことにより、ヤンキースのポストシーズン進出が決定している。

パドレスがディネルソン・ラメット、マリナーズがジャスティン・ダンの先発で始まった一戦は、4回まで両軍無得点という投手戦となり、5回裏にマリナーズがティム・ロープスのタイムリー二塁打で先制。しかし、パドレスは直後の6回表に二死二・三塁のチャンスを作り、ウィル・マイヤーズの14号3ランで逆転に成功した。

ラメットが6回86球を投げて被安打2、奪三振10、与四球2、失点1という好投を見せたパドレスは、継投で逃げ切りを図ったものの、3番手のエミリオ・パガーンが8回裏一死一塁からディラン・ムーアに8号同点2ランを被弾。9回は両軍とも無得点に終わり、試合は3対3の同点でタイブレークに突入した。

10回表のパドレスは一死一・三塁からフェルナンド・タティスJr.のタイムリーで勝ち越しに成功。10回裏はクローザーのトレバー・ローゼンタールを投入するも、一死三塁からムーアの犠飛で同点に追い付かれた。11回表はミッチ・モアランドのタイムリー二塁打などで3点を勝ち越し。11回裏をローゼンタールが三者凡退に抑え、14年ぶりのポストシーズン進出が決定した。

ローゼンタールが今季初勝利(0敗)をマークし、マリナーズ7番手のケーシー・サドラーが今季初黒星(1勝)。なお、マリナーズの平野佳寿は10回表に6番手として登板し、1回18球を投げて被安打1、奪三振1、与四球1、失点1(自責点0)という投球内容だった(防御率2.45)。

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