横浜市教職員組合(柳井健一執行委員長)は、新型コロナウイルスの感染者へのバッシングをなくす一助にしてもらおうと、啓発バッジを作製、希望者に無償で配布している。
市立学校でも感染者が出ているが、「悪いのはウイルスなのに、感染者がSNS(会員制交流サイト)などで非難されている」と柳井委員長。「大切なのは人を思いやる心」と、啓発バッジ作製を思い付いたという。
バッジは直径3センチで、計500個作製。ウイルスが目を回しているイラストに「コロナに負けるな!」の文字を添えた。デザインは同委員長の友人が手掛けた。
希望者は、市教職員組合事務局まで申し込む。電話045(231)6231。