コロナ禍の出産・育児を安心サポート!青森県弘前市が、全国初「母子モ 子育てDX」のオンライン相談サービスを導入

 株式会社エムティーアイ(東京都新宿区)が提供する母子手帳アプリ「母子モ」に搭載の自治体用オンライン化支援サービス「母子モ 子育てDX」のオンライン相談サービスが、青森県弘前市に導入。8月31日より既に運用が開始されている。

 母子モとは、その名前のとおり、母子手帳のように妊産婦と子どもの健康管理・記録や育児日記がつけられるアプリ。出産・育児に関するアドバイス等の情報が見られるほか、遠方にいる家族との情報共有機能も設けられ、多忙な親をサポートする機能がそろっている。

 今回同市が導入したのは、「母子モ 子育てDX」の中のオンライン相談サービス。自治体職員と相談したい市民を、テレビ電話で繋ぐことのできるサービスだ。同市では、2018年10月より「母子モ」を導入し市民に提供するなど、安心して出産・育児が行える街を目指し包括的な支援を進めてきた。しかし、新型コロナウィルス感染症の拡大により、対面での相談機会は減少。子育て世帯が、出産や育児への不安や悩みを専門家により気軽に相談できるよう、本サービスの導入を決断した。

 本サービスは、今後、乳児家庭全戸訪問事業や妊産婦訪問などの保健指導訪問事業での活用のほか、予防接種や乳幼児健診の問診票等のオンライン化機能を追加で実装予定。
子育て世帯と地域の公的・医療機関をオンラインでつなぐことで、新たな子育て環境を構築し、いずれ「母子モ」だけで子育てに関する一貫したサービスが可能な社会の実現を目指しているとのことだ。

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