熊本中央高生開発のギョーザと大福、ラーメン店「黒亭」で販売へ 文化祭中止で新たな販路

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3色ギョーザとフルーツ大福の商品化についてJA熊本市、黒亭の関係者と意見を交わす熊本中央高の生徒たち(奥)=熊本市中央区の同校
県産野菜を使ったギョーザの試作品
県産果物を使ったフルーツ大福の試作品

 熊本中央高(熊本市中央区)普通科総合探求コースの3年生49人が、特産品を使ったギョーザやスイーツの商品開発に取り組んでいる。発売予定だった同校文化祭は新型コロナの影響で中止になったが、熊本ラーメン「黒亭」で店頭販売されることが決まり、生徒たちは安堵[あんど]している。

 同コースでは6月から、体験を通して問題解決を学ぶ「フィールドワーク」の授業で、JA熊本市と共同で新商品開発を進めている。同市中心商店街で実施したアンケート結果などを基に、県産の野菜や果物を使った3色ギョーザとフルーツ大福の商品化を決めた。

 ところが新型コロナの影響で秋の文化祭とJAのイベントが中止となり、販売の場がなくなった。困った担当教師が「ラーメン店ならギョーザを扱ってくれるのでは」と黒亭に打診したところ、快く引き受けてもらえたという。

 3色ギョーザは11月下旬にも同市内と菊陽町の4店舗で発売し、継続的に取り扱う予定。フルーツ大福もメニューに取り入れる方向で話し合っている。

 生徒の岩崎香奈さん(18)は「時間をかけて作っているので、多くの人に長く食べてもらえる商品にしたい」と話している。(上島諒)